(耐候性ゴムへのEMIシールドめっき技術)EPDM(エチレン プロピレン ジエンゴム)は、耐候性や耐オゾン性に優れたゴム材で、屋外でも使用されます。耐水性に
も優れており、水回りのパッキンにも使われています。EPDMゴムが耐候性、耐水性に優れていることから、シールドボックスなどの電磁波シールドを必要とするゴムパッキ
ン部品としてEPDMにNiめっきを施したゴムメッキ材が有効です。このNiめっきを施したEPDMゴムは、電気抵抗は0.8Ω/sqと低く、Niめっき膜の密着力も良好です。また電磁波シールド性能(EMIシールド性能)は60dB以上(10MHz〜1GHz)と極めて良好です。EPDMゴムは、塩素水などの塩素系と接触すると軟化劣化が指摘されていますが、Niめっきを施すことにより、耐塩素
系の劣化を大きく抑制できます。
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参考;EPDM 耐熱性 :-50℃〜150℃ 耐オゾン性:良好EPDM Ni-Bめっきめっき膜厚;約2μmめっき電気抵抗値;0.8Ω/sq |
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【EPDMめっき表面の拡大写真】 めっき膜の密着力は良好。 めっき電気抵抗値も0.8Ω/sqと低く、 EMIシールド性能は60dB以上(10MHz〜1GHz)と良好。 |
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